COLUMN

なぜ今、障害者スポーツなのだろうか。

今、障害者スポーツが目立っているように思いませんか? 特にパラリンピック系はCMにも起用されてたりしますよね。

東京パラリンピックに向かって盛り上がっているというのは良い機会ではないかとは思っているのですが、それが終わったらどうなるのでしょうか?

多くの方も言っていますが、パラスポーツバブルが崩壊してしまうのでしょうか。

 

さて、本題

健常者よりも障害者の方がスポーツとかかわる機会が少なかったので、まだまだ潜在的にスポーツが好きなのにスポーツと出会えていない方々が大勢いるのが現実です。

一般にスポーツは、楽しみや健康維持、礼節育成や精神修養のためと等人ぞれぞれです。

ただ、障がい者スポーツにおいてはまだまだ人口が少なく、礼節育成、精神修養なんてのは2の次で(ざっくばらんに私はスポーツにそれを求めなくてもよいと思っています)楽しみや健康維持を獲得できていない方がまだまだいるところに注視するべきだと考えています。

 

そんな中旭川市では旭川ハーフマラソンで今年からようやく3kmのみ車椅子での出場が出来るようになり15名の車いすの方々がマラソンを楽しみました。

こちらをご覧ください。小学中学年の女の子が書いた作文です。 タイトルはハーフマラソン

ハーフマラソン
ビュン ビュン子

おともだちやお母さんと

ハーフマラソンにでた

車イスで3km走った

ビュンビュンいそいでこいだ

かぜがきもちいい

おともだちやお母さんと

いっしょに走る

たのしいな

ゴールが見えてきた

めちゃくめちゃはやくこいだ

じいじとばあばがおうえんしている

「ガンバレ!ガンバレ!」

さいごまで力いっぱいにこいだ

「ヤッター!ゴールだ。」

つかれたけれどがんばった

ゴールできた

うれしいな

今回の車椅子解禁により人類が得ることが出来たものははかり知れません。 旭川の一地域でもこのようなドラマが起こっています。

東京のために障害者スポーツを広めるのではなく、単純に多くの方がスポーツと出会えるようにするために広めていくことが活性化につながるということなのです。

もちろん文化活動もそうです!思い切って門戸を広めていくと世界が広がります。 精神障害、知的障害、身体障害、健常者と分けるのではなく、楽しみたい方が楽しめる活動を広めることが大切だろうと考えています。

 

他の旭川の例

旭川が障害者スポーツが子供たちに広まった一つのきっかけは

旭川肢体不自由児総合療育センターと道北地区障がい者スポーツ指導者協議会とのコラボで行われたスポーツに特化した母子入院!

母子入院の途中で障害者スポーツについて体験や、地域参加をしている紅蓮隊のお話を聞いたりということを取り組んだ母子入院となりました。

のちのちお母さん達から聞いた話で、これが凄いきっかけだったと聴いております。

そういえば今いろいろと参加している方は皆さんこの経験者がかなり多いです!
2回目も是非開催したいですね!

ついで、様々なパラスポーツが体験できるバリアサ(公益財団法人 日本障がい者スポーツ協会主催)

いろんなスポーツが集いました。

旭川近辺や北海道で活動している障害者スポーツチームをお招きし、スポーツをやりたい方々とのマッチングが出来るようになっていて、車椅子バスケットや車椅子テニスが飛躍的に競技人口が上がったようです。

うちのお客様もかなり皆さんバスケとテニスを楽しんでいると伺っています。

そして、旭川シュプールクラブさんと旭川パラスポ協議会と教育委員会が組んで生まれた新スタイルの学校教育。

旭川には現在3台のバイスキーが有るのですが、その3台をフル活用し、小学校のゲレンデスキー授業の時に車いすの子どももバイスキーでお友達と一緒にスキー参加できるようになりました。 これは北海道発です! お母さんから伺ったのですが、ちゃんと学校の担任まで教育委員会からバイスキーの利用はありますか? と確認の手紙も来たそうです。

 

次は!

旭川は1・2年生はゲレンデには行かず、グラウンドで練習するそうです。

旭川の高台小学校は車椅子の生徒さんはもちろん、先生も授業でシットスキーを取り入れて体育の授業をしてくださいました。

でも、ほかの小学校まではこういった情報をいきわたらせられず、

先日某小学校では1年生のスキー授業の時は○○君はお休み、ということを聞きまて・・・

これはちゃんとシットスキーも理解してもらわなくては!と思っているところです!

 

皆様におかれましては、東京が終わっても、障がい者スポーツの応援よろしくお願いいたします。

いいえ、東京がおわったら!ますますのご協力よろしくお願いいたします!

 

弊社も泉谷も全力で協力いたします!

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