COLUMN
3.42016
車椅子のアームレスト選びで快適生活!アームレスト図鑑
アームレスト(肘あて)の種類をご紹介いたします。
アームレストは高さや角度を変えて体を支えやすくしたり、テーブルを取り付けたり。
また、車椅子に乗り降りしやすくするために取れたり跳ね上がったりさせることができます。
しかし、こういった機能を付けると車椅子が重くなったり、その部分の修理が多くなることが多いです。
それを踏まえて、必要な機能だけをつけるようによく考えて選びましょう。(金額は補装具制度の限度額です)
高さ角度調整式アームサポート 9,010円
肘掛の高さを簡単に変更できます。その日の体調により姿勢を変えなくてはいけなかったりする時に必要です。
また、左右で高さを変えることもできるので、麻痺側を高くしたりなど場合によっては有効です。
角度調整式アームサポート 7,050円
車椅子のティルト(体全体が倒れて休憩姿勢が取れる)と連動して肘掛が動くタイプの場合、肘掛を平行に角度を変えてテーブルがつけられるようにする。
※その日の体調によりティルトやリクライング角度を変えて乗られる場合は高さ調整機能もいっしょにつけましょう。
少し角度がついていたほうが姿勢を安定させやすい時。
テーブルでの作業のときに角度がついているほうがやりやすいことがあるときなどにあると便利な機能です。
跳ね上げ式アームサポート 6,060円
車椅子への乗り降りがしやすくなる機能です。 一度立って移乗される方やリッフトで座位姿勢のまま乗り込む方にお勧めです。
また、自走式のはねあげしきはプッシュアップや乗り降りの時には肘掛が必要で、自走する時は邪魔にならないように跳ね上げておく方もいらっしゃいます。
脱着式アームサポート 6,200円
肘掛全体が取り外しができます。 基本的には跳ね上げ式が良いと思いますが次の場合は脱着式も良い選択肢です。
○寝た状態での移乗が必要な場合(車椅子フルフラット状態だと、跳ね上げ式の肘掛が飛び出てしまいます。)
○少しでも軽量化したいとき。
○特殊な車椅子形状で跳ね上げができない場合。
アームサポート拡幅部品 3,610円
肘掛のパッドが幅6cm以上にしたいときに利用できます。
○電動車いすのための安定した肘掛として。
○麻痺側の安定した肘掛として。
デメリットもあります。
○自走時にこぎづらくなってしまう。
アームサポート延長部品 3,610円
肘掛が起きている時の背もたれより後方に長くなります。
○リクライニング機能で背もたれを傾けたときにも両サイドに側盤があり体を守ってくれます。また、リクライニングを起こす時に身体のどこかが引っかかる防ぐことができます。
その他
以下は修理する時のみに対象になります。
アームサポート 4,620円
○アームレストのパッド部分の修理時に利用できます。
アームサポート(フレーム) 4,600円
○アームサポートのアルミのパイプ部分の修理時に利用できます。
肘掛は合わせ業が使えます
たとえば、幅広・延長を脱着式のアーレストが欲しい時は、脱着アームサポート・拡幅・延長の3つの助成を受けることが可能です。
以上、参考になれば幸いです。
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