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COLUMN
5.122021
介護保険のレンタルと補装具制度の間で揺れ動く気持ち。なるほどなと思ったことを報告です。
今回は文字だけの投稿ですが、今後につながる経験をさせていただきました。
介護保険と補装具制度の狭間でおこった出来事です。
お客様は、老人保健施設にお通いの方だったのですが、周りの皆さんは介護保険のレンタルです。 しかしレンタルでは姿勢が保てないということで、補装具制度を利用していただき弊社が車いすを作成させていただきました。
介護保険はレンタルですので、定期的な点検やお掃除がついています。
しかし補装具制度で購入なので、基本はメンテナンスも修理も依頼されないと行いません。
また、修理は補装具制度で修理可能なのですが、定期的なメンテナンスやお掃除は残念ながら実費です・・・。
お客様の奥様はこう思われたそうです。 他の業者は定期的にメンテナンスや車いすを奇麗にしてくれるのに、うちの業者はなんで来ないんだろう?
ああ、なるほどそれはストレス溜まります。
とは言え、弊社も無料で定期的なサービスもお掃除もできません。
ご理解いただくしかないので、最初の説明をしっかりとしなくてはとただいま改善中です。
皆さんが気持ちよく福祉用具をご利用いただけるよう、こうした啓蒙も大事ですし、行政への働きかけも頑張ってまいります。
少し話はそれますが
補装具制度あるあるなのですが・・・。
弊社は車いすの定期メンテナンスをおすすめしております。
しかし9割のお客様は壊れてから連絡をいただきます。
なぜなら、補装具制度で壊れたものは修理ができるのですが、点検メンテナンスは実費が必要だから・・・。
補装具制度にも点検や掃除の項目が必要です。
とは言え、現状でもメンテナンスは大事です。是非定期的に車検を受けていただけると幸いです。
メンテナンスについてはこちらをご覧ください→メンテナンスのおすすめ
追記(R3・5・13)
いろいろ考えているのですが、現状で出来ることが一つだけまとまったので追記いたします。
お客様に車いすの修理申請ができる項目をある程度知っていただくことが安心安全につながると考えました。
タイヤ・キャスター・クッション・座シート・背シート等など車いすは修理申請が出来ます。
修理項目はこちら→補装具制度項目一覧
この項目に当てはまるものが古くなっていたり、壊れそうだった時などを利用して定期的に車いすを見られる
ようになるといいかなと思いました。
また、それも面倒!という方はお気軽にお電話ください!オンラインや写メなどで車いすの状況を確認することが可能です!
ご質問は下記フォームよりお気軽にお寄せください!
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