COLUMN
1.262016
旭川療育センターさん主催のSSTに協力してきました!
旭川療育センター主催で道北地区障害者スポーツ指導者協議会がボランティアとして委託され、そこから紅蓮隊さんや弊社も協力させていただきました。
SST(ソーシャルスキルトレーニング)とは、社会の中で普通に他人と交わり、共に生活していくために必要な能力。心理社会的な能力などを獲得するためのトレーニングです。主には精神障害、学習障害の方々向けに取り組まれています。
今回私たちが受けたのは、そういったところとは少し違い、二分脊椎の子どもたちがスポーツを知り社会とのつながりを持つきっかけになるように出来ないかとの依頼に応えました。
今回の参加者は2分脊椎の女の子5名、保護者5名、介助者3名の計13名。
スタッフは紅蓮隊5名、弊社2名、指導協1名。あわせて21名でわいわいがやがやにぎわいました。
その内容を簡単に報告いたします。
内容報告
まず、旭川でスポーツのイベントをやる!と考えると「おぴった」は外せませんね! ここの福祉施設は多くの障害の方々のチームがあり、全道でも屈指のチームが練習を重ねている場所です。 また、プール、会議等、調理室、陶芸室など、ユニバーサルな配慮がされた部屋がたくさん入っています。 ここ数年バリアフリーおもちゃ博の会場としても利用されていますね。!
詳しくは→おぴったホームページ
またおぴったの中には相談支援センターが3つ入っています。その中で一番接点のある相談支援センター”あそーと”さんも紹介させていただきました。
”あそーと”さんは”困り”の相談に乗ってくれます。どういった助成制度が利用できるようになるとか、逆に学校の先生からの相談が多くなるのかなー。言い換えれば差別を無意識にしていたのが学校ですからね~。小学校の体育に関しての助言、先生との仲介などをしてくれます。障害者差別禁止法もあり、
ざっくばらんに体育の授業を車椅子の子どもは見ているだけと言うのは対応悪すぎます。
先日車椅子ユーザーの30オーバー2名と40なりたてに確認したところ、みんな子ども時代は見学組みだったといってました。
結構寂しいものが子どもながらにあったそうです(涙) そういったこともありこない忠和小学校に通う女の子が冬の体育の授業で何か出来ないものかと相談あったそうで、そこにも道北地区障害者スポーツ指導者協議会ならびに弊社もかかわらせていただきました。 どうやら上手くシットスキーの導入をしていただけそうです!
車椅子愚連隊の方も登壇者として参加
次に、カムイ大雪バリアフリーツアーセンター所長、紅蓮隊のリーダーでもある五十嵐さんに障害者が主体になって行う活動について楽しく紹介いただきました。 やはり旭川は凄いです!ユニバーサル神輿、お祭りで車椅子ユーザーが露店だしてたり。 そういった活動で障害者の方が外に出るきっかけがとっても増えていると感じます。
そして、道北地区障害者スポーツ指導者協議会会長の板橋さんより、現在の福祉政策について、お知らせいただき。
講習会ラストは、お母さんががたからの要望もあり、若干内容を変更して車椅子ユーザーのスポーツ用具の紹介をさせていただきました。
ラストは、実際に用具を使って、車椅子野球、テニス、レーサー、快適RACRECに乗ってみたり等していただきました。
皆さんスポーツに触れる機会が少ないと言うこともあり、最初はドキドキ、でもだんだん笑い声に包まれた会場になりました。
その他、アクティブ車椅子ユーザー向けの製品、ホイールブレード、JINRIKI、快適AQUROなども紹介しました!
この子達から未来のアスリートが誕生するかも知れません!
後日談
後日、旭川療育センターの先生から、
「今年もよかったとお母さん方が言ってたよ。 いろいろと情報をもらえたし、スポーツにも興味が沸いてくれた」
とのこと!やってよかったと思える言葉をいただいてきました! ますますハード面の強化が欲しい今日この頃! 頑張ろうと思います。さらにみなさんの意見を加えて、フィードバックしてよりよい体験が出来るように!そして素晴らしいSSTをこれからも提供できるようして行きたいですね! ご協力いただきました皆様に本当に感謝です!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。