COLUMN
12.242015
障害者スポーツ指導員のすすめ
障害者スポーツ指導員の資格を取りましょう!
障がい者スポーツ指導員とは。
が公認指導者制度を制定し、わが国における障がい者のスポーツの普及と発展をめざし、障がい者のスポーツ環境を構築する上で必要な人材の養成並びに資質向上を図るための研修事業を行なっています。
その研修を受け、登録をすると指導員になれます。
大きく分けて6つの資格に分かれます。
初級障がい者スポーツ指導員
障がい者のスポーツ参加のきっかけ作りを支援する指導員。健康や安全管理に配慮した指導を行い、スポーツの喜びや楽
しさを伝える役割を担います。地域の大会や教室など、スポーツ現場におけるサポートを行っております。
資格取得後は、経験を積み講習会を受講することで、中級・上級指導員にステップアップできます。
中級障がい者スポーツ指導員
地域の障がい者スポーツ振興のリーダーとして、指導現場で充分な知識や経験に基づいた指導をする指導員。地域のスポ
ーツ大会や行事において中心となり、地域の障がい者スポーツの普及・振興を進める役割を担います。また、より専門的
な知識を学ぶことで、上級指導員やスポーツコーチを目指せます。
なお、日本体育協会公認スポーツ指導者、日本理学療法士協会登録理学療法士の場合、一定の条件を満たせば、それぞれの資格取得者を対象とした中級講習会を受講することができます。
上級障がい者スポーツ指導員
障がい者スポーツに関する高度な専門知識だけでなく、初級・中級指導員への助言や事業の企画運営など多様なスキルを
持って障がい者スポーツに関わる指導員。大会やイベント等では、関わる人をまとめ、調整・マネジメントする力を持つ
など、都道府県における障がい者スポーツ振興のリーダー的役割が期待されます。
障がい者スポーツコーチ(筆者が目標にしている所)
パラリンピックをはじめとする国際大会で活躍する競技者に対して、専門的に育成・指導ができる高度な技術を備えた指
導者。都道府県の障がい者スポーツ協会や競技団体と連携し、障がいのある競技者の強化・育成などを推進していきます。
受講するには、中級・上級指導員の資格を持つ方で競技団体の推薦が必要です。
障がい者スポーツ医
障がい者のスポーツ・レクリエーション活動において、様々な疾患や障がいに対応し、多くの障がい者が安全にスポーツ
に取り組むための、効果的な医学的サポートを行う役割を担います。関係団体と連携し、医学的な視点から障がい者のス
ポーツ実施における健康の維持、増進、競技力の向上を推進していきます。
障がい者スポーツトレーナー
スポーツトレーナーとして質の高い知識・技能を有し、かつ障がいに関する専門知識を有し、アスレティックリハビリテ
ーション及びトレーニング、コンディショニング等にあたる役割を担います。
障がい者のスポーツ活動に必要な安全管理や競技力の維持・向上について、関係団体と連携して推進していきます。
因みに筆者(代表:泉谷)は中級指導員の資格を持っています。
旭川においてアダプテッドテコンドーによるインクルーシブ指導、アダプテッドスポーツ普及などの活動をしています。
知識を生かしてやれることは人ぞれぞれ! まだまだ面白い活動が生まれてくると感じています。
障害者のための資格なのか?
障害といいつつも、実はみんなに共通する知識。より深いところを勉強することにより対応能力がそなわります。
皆さんもADHDだとかアスペルガーなどよく耳にすると思います、またそういった本を読むと自分のことか?
と思ったこともあると思います。 しかし、実際は社会に出て行くことも出来、困ることも少なく生活しています。
そういった人間の性質、生まれ持った気質の程度の差と考えることが出来ます。
そんな自分にもある個性をより生かすためには、ということに気づくことが出来ますよ~。
自分たちのことを理解するうえでも、また現場で活躍するためにも勉強あるのみです!
旭川では障害当事者の指導員が大勢います。
最近特にがんばっているのが知的障害の指導員たち!中級指導員の資格を持っている方もいます。大きな大会でも大活躍されています。
(写真はIPCクロスカントリスキーワールドカップ応援団の様子)
(写真で振り向いている方はFC333の監督Kさん)
また、初級や中級の研修会を開く時にも、率先して皆さん協力いただき、講師をしていただいたりもしています。
可能性は無限大だと本当に感じるのですが、どこまで広がるのでしょうか!
旭川の初級要請講座様子
旭川では、障がい者との交流を主に地域のイベントなどとコラボレーションし
通常は3日~4日間程度で講習をするのですが、旭川は2日間で行うハードスケジュール!
しかし、人間のやる気を引き出すことが出来ればとあの手この手で開催しています。
では写真と共に雰囲気をご紹介。
むむ、いきなりですがこれも初級講習会の授業の一風景です。
旭川のさんろく祭りでユニバーサル神輿をみんなで担いだり、障がい者の方々との交流を深めたりする講義です。
ユニバーサル神輿の詳細はこちら→UD神輿華酔天使
旭川医科大学さんのご協力で、非常に優秀な人体模型を利用しての救急救命の授業。
どのくらい優秀かというと、間違った心臓マッサージをすると骨の折れる音がしたり、メーターが付いておりまして、ちょうどよいくらいに
押せていれば表示さえっるよう担ってたりします。
もちろんただしくAEDが使えているかもわかります!
かなり皆さん失敗していましたが、失敗は恐れてはいけませんね!でももっと上手くならなきゃ
人命救助できないということはわかります(汗) 因みに私はしっかり出来ました!
もちろん、座学もありますよ。
障がい者スポーツ用具に実際に乗ってみたりしています。写真は今年初級を取得したkさんです!(写真使用許可済み)
ニッポンマンもまじめに授業を聞いています。
と思ったら寝てました・・・。
いかがでしたか?是非各地で行われている講習会受けてみませんか?
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