COLUMN
3.142016
トリガー、バイスキー等、障がい者スキーの講習会に参加しました。
スキーのインストラクタの方々はさまざまなチャレンジをされていますね!
先日インストラクター向けの障がい者スキー講習会にお誘いいただき、素人ですが講習を受けてきました。
旭川では学校の授業にスキーのインストラクターの方が指導することが多いようで、これから障がい者スキーの指導も増えてくるでしょうし、素晴らしい取り組みですよね。
最初は
トリガースキーの授業を拝見しました。
片方のスキーをはずして、実際に体験することから、通常は平らな斜面から練習が始まるようなのですが、インストラクター向けと言うことで傾斜のあるところでの講習スタートだそうです。
トリガー
トリガーとはストックの先にスキーの短い板がついているものです。
時には杖のようにスキーの部分を収納して利用します。すべる時はスキー部分をしたの写真のようにして滑ります。
グリップのところにレバーがついていて、それを握ることにより、杖形状と滑る状態を変えることが出来ます。
皆さん、最初はむづかしそうでしたが、ほんの数回滑るだけでコツをつかまれていました。
通常よりも体を前傾に倒し、肘が伸びきらないように、しっかりトリガーを利用して滑るそうです!
バイスキー
車椅子の方がゲレンデスキーを楽しみたいとき、習いたい時に利用する最初の用具。
椅子状のフレームに、スキー板が2本ついています。この2本の板が独特の動きをすることにより、雪面をしっかりグリップし操作性良くスキーを楽しめます。 一人でリフトに乗ってゲレンデを降りてくることが出来る方もいらっしゃいます。
バイスキーは介助がしやすく、一緒に滑っていくことが可能です。
いろいろなオプションもあり、それらを取り入れることにより安全で楽しいスキーが可能になります。
バイスキー紐を使っての指導。
乗っているユーザーもバイスキー専用の短いトリガーを利用して練習します。その時に後ろから指導者がスピードの抑制や補助紐で行います。
どんなスポーツでもそうですが、段階を踏んで指導していきますが、この日はその段階についても知ることが出来ました。
こういった積み重ねにより、冬を友達にするすべを見につけていけるのですね!
ブラインドスキー
視覚障害の方がスキーを楽しむための道具です。
長いポールの両先に持ちやすいグリップがついている製品。
曲がる方向などはじめは指導者が、なれてくれば視覚障害者自身が指示して滑ることが可能です。
腕の動きにで前に出した方が曲がりたい方向とのことです。
指導者はもちろん安全に走行できるように、声かかを行います。
また、 スキーの両先に、スキーが広がっていかないようにする金具を使うこともあるとのこと。
広がれ冬の楽しみ!!
季節を体に感じて穏やかに楽しく日々をすごして行きたいですよね!
冬にスキーを楽しむことが出来れば、車椅子ユーザーや冬が苦手な方々にとってこの上ない助けになることでしょう。
さらに冬の楽しみが分かれば雪が無くなっていくことが寂しく感じてくることでしょう!
どんどん、寂しくなるように広がっていきますように!! いや広げましょう!!
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