COLUMN
2.202026
姿勢保持から、アクティブな生活へ。

姿勢保持装置は「座らせるための道具」ではありません。
その人の可能性を引き出し、生活を広げるための“土台づくり”です。
正しい姿勢は、身体機能を整え、活動の選択肢を増やします。
そしてその先には、スポーツや旅行、社会参加があります。
1. スポーツにつながる姿勢
安定した骨盤・体幹は、上肢や下肢の自由度を高めます。
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体幹が安定することで、腕が使いやすくなる
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反応速度・バランス能力の向上
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疲労の軽減
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操作系(車いす・シットスキーなど)の精度向上
姿勢が整うことで、「守る姿勢」から「動ける姿勢」へ。
パラスポーツへの挑戦も、ここから始まります。
2. 旅行・外出につながる姿勢
長時間座位でも身体が崩れにくいことは、外出の安心につながります。
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長時間移動時の疲労軽減
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乗り物への適合性向上
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姿勢崩れによる痛みの予防
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公共空間での安定感向上
姿勢が安定すると、外の世界が近くなります。
「行ける場所」が増えることは、「人生の選択肢」が増えることです。
3. 食事・嚥下がしやすくなる
姿勢は嚥下機能に直結します。
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頭頸部の安定による嚥下効率の向上
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誤嚥リスクの軽減
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食事時間の短縮
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介助負担の軽減
骨盤が立ち、体幹が安定すると、呼吸と嚥下の協調が改善します。
「安全に食べられる」ことは、生活の質を大きく左右します。
4. 褥瘡予防(血流確保)
不良姿勢は局所圧を高め、血流を阻害します。
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圧分散の最適化
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局所高圧の軽減
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血流確保による皮膚トラブル予防
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座位時間の延長
姿勢調整は“予防医療”でもあります。
褥瘡を防ぐことは、活動を止めないことにつながります。
5. 呼吸がしやすくなる
姿勢は呼吸機能に大きく影響します。
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胸郭の可動性向上
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横隔膜の働き改善
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換気効率の向上
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発声の安定
体幹が潰れた姿勢では、呼吸は浅くなります。
姿勢が整うと、呼吸が深くなり、声が出やすくなり、活動量が上がります。
姿勢保持は「守り」ではなく「攻め」
姿勢を整えることは、生活を守るためだけではありません。
その人の未来を広げるための“スタートライン”です。
スポーツへ。
旅行へ。
社会参加へ。
COM泉屋は、制度の枠に合わせるのではなく、
「その人がどう生きたいか」から姿勢を設計します。
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