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COLUMN
6.152017
歴史は塗り替えられていく。同クラス最軽量車椅子登場!
記録更新です!
耐荷重100kgの量産型車椅子において株式会社ミキの車椅子がこのたび業界最軽量モデルを発売しました。
今回紹介する車椅子は、走行性、合成をそのままに最軽量を目指したと言う製品です。
タイヤの大きさも、前キャスター6インチ 後輪は自走用が22インチ・介助用が14インチと
しっかりした大きさ!!
その車椅子の名は!
カルッタです!!
本当に普通の車椅子でしょ! なのに軽量なんです!
いやいや、普通なんていったらカルッタにしつれいです!この車椅子はそれだけでは終わらない工夫がいっぱいなのです。
詳しくご紹介する前にまずはどういった方がこの車椅子がおススメかをざっくりと。
普段から車椅子を良く使い、車への積み込みなどい車椅子の重さが負担になっている方にお勧めです!
※注意 一点だけ購入する時に気にしていただきたいのですが、通常の車椅子に座って猫背などにより顔が下に向かなければこの機種がいいですね。
もし顔が上げづらい、体が左右に倒れてしまうとなると別の機種をお勧めいたします。
と言うことで、カルッタの特徴を!
軽量ハブリングと軽量タイヤ使用
普通のタイヤではなくかなり軽量を進めたキャリパーブレーキ(介助社用のブレーキ)付きハブ
そして、従来よりも軽量のエア式タイヤ。軽量なのにエア式で乗り心地も快適です。
立体フレームにより、コンパクトなのに広々設計!
座幅40cmを確保しつつも全幅55cm!(全幅とは車椅子を前から見た時の一番広いところの寸法です)
足部パイプもワイド設計で広々としており乗り降りがしやすいです!
いかがっでしょうか
超軽量・タフ・コンパクト
を全てかなえてしまいました!!
長く使える頼もしいパートナーになってくれますよ!
そして、これだけでは終わらなかった!!!
カルッタには多機能型も有るのです!!
なんと肘掛跳ね上げ・足部の開閉脱着機構がついたモデル。
自走型は10.7kg!!
介助型は9.3kg!!
このほか低床前座高40cmと言うタイプもございます。
また、今までこういった全幅を抑えた肘掛跳ね上げ式のタイプは側番がタイヤにすれちゃうことがたまに有りましたが
側番の形状も特殊で、そういったことがかなり起こりづらい形状になっています!
参考になりましたでしょうか。
いつかこの機種も抜かれる時が来るのだろうか? と思いますが軽量だけではなくさまざまな面で使い勝手が向上したこの機種を超え車椅子は
しばらくでないんじゃないだろうかと思っています。
それくらい、細部にこだわり素材、構造再設計されている車椅子です!
実はこのシリーズに兄弟機種のカルティマと言う車椅子も出ていますが、それはまた後日にご紹介いたします。
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