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COLUMN
4.252019
オーダーメイド車椅子制作事例。こだわりの逸品!
制作事例です。
車椅子はいつも作っていますが制作事例を残すときはいつもお客様がこだわっていただいた時が多いです。
今回もこだわりの逸品!です!
ポイントその1 スポークカバー
16インチなのですが、今回のタイヤは16インチでも大き目!(細かいことを言うと17インチ程度の大きさです)
なので既製品のミッキーのスポくカバーではホイールと隙間が空いちゃうんです。
しかも樹脂ホルダーなので通常の取り付け方ができません。
なので!一つ大き目のブラックのプラスチックと一緒に取り付けることにより
カッコよく仕上がりました!
遠目で見てパシャリ!ホイールの黒とスポークカバーの黒がベストマッチです!
隙間なし!!指はいりません!!
取り付けはタイラップで行っています。
ポイントその2 4点ベルト
通常の4点ベルトはプラスチックのバックルがお腹に当たるんです。
大丈夫な方は大丈夫なのですが、今回は問題が有りました。
なので、バックル部も保護できるようにクッション材をプラス!
でもそのままだとぐにゃぐにゃなので、左右のクッション材をマジックテープで固定できるようにしています。
まずはマジックテープで固定し、それからバックルをカチャリします。
ポイントその3 ヘッドレスト
ヘッドレストですが普段は利用しないそうで、ティルトを利用するときに使いたい」とのことで普段はどこに置いておくかを検討しました。
結果、背中にナスカンでぶら下げるという結論になりました。
後ろにポケットもついているのでポケットのフタにかからないように絶妙な位置で取り付けられます。
おしゃれにゴールドのナスカンで止めています。
ヘッドレストを取り付けるとこうなります。
頭の上からつま先まで赤いサイドに黒の線が入っています。
ポイントその4 姿勢保持
今回はモールド型クッションと背張り調整のハイブリッドです。
メリットはクッションが大掛かりに見えずスマートに、車いすをコンパクトに作ることが出来ます。
デメリットもあるのですが、今回はそのデメリットが無いお客様だったのでハイブリッドにしました。
体幹パッドも高さ調整整が出来ます。COM泉屋オリジナルです。
体幹パッドの構造体の写真撮り忘れてしまいました・・・。 そのままでは金具が見えちゃうのでクッション材をつけています。
体幹パッドから出ている胸ベルトは固定式のバックル。 ですが冬などは服装が膨れるので12cmの調整機能もついています。
ポイントその5 足の空間に隙間が無い様に!
足部もお客様の動きに合わせて左右実は違う形状でっすがぱっと見同じように見えます。
また、足部はクッションを敷き詰めていますがちゃんと開閉脱着も可能です。
いかがでしょうか。
フレームのカラーがホワイトでそこに赤と黒のストライプはとってもかわカッコいいです!
お客様の形を丁寧に形にしていきます。
是非皆さんの形を弊社にお聞かせください!!
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