COLUMN
10.302018
オーダーメイドスポークカバー、チャレンジ物作り!!
どんどんチャレンジしていきます!
車いすはノンパンクタイヤが流行っています。
乗り心地が悪いノンパンクタイヤもありますが、最近は普通の乗り心地の車椅子も増えてきているので目が離せません!
そんな中、とあるテーマパークで利用するスポークカバーの制作依頼が来たのですが、そこに納められる車いすもノンパンクタイヤの物でした。
これは実は由々しき事態なのです!
ノンパンクタイヤのハンドリングは取り外せないものが多いのです!
本来ギリギリまでスポークを隠すためにはハンドリングを取って、スポークカバーをハンドリングの爪の部分を切り抜いて制作します。
なので、取り外せないとギリギリまでスポークカバーで塞ぐというのが無理なんです。せっかくのスポークカバーの意味合いが無くなっちゃうんですよね。
実際に調べてみると、皆さんご存知のテーマパークでも一つサイズを落としたものを装飾として取り付けている感じで、実際には指が入る隙間が有るので本来の役割である安全の為の機能はなくなっています。
今回の依頼主はそのことを説明したところ、安全性は確保したい!とのこと!
そこで、ハンドリングを外すことなく出来るだけぴったりの特注サイズで作成することになりました。
タイヤの大きさは22×1インチ、一サイズ小さいスポークカバーだと20インチ用の43cm程度の直径です。しかし47cmの22インチ用では取り付けが出来ません。
ですので、取り付けが出来るギリギリサイズ直径46cmで制作をいたしました。
ここで、本当はこのスポークカバーです!とお見せしたいところですが掲載許可が出るまでお待ちください。
今回30枚、ノンパンク用のスポークカバーを作り先日無事に納めることが出来ました。
安全意識が高いテーマパークって素敵ですよね、この仕事が出来て本当に良かったです!
そして!そんな中またまた面白い相談が舞い込んできました。
スポーツ用の車いすのスポークカバーを作れないかというのです。
まずはいつも一緒にスポークカバーやドリンクホルダーを作っている就労継続支援ABのチーム紅蓮さんに印刷が可能か相談。
さすがチーム紅蓮さん、かなりの大判まで普段こなされていますので問題なく印刷できるとのこと。
※チーム紅蓮さんの詳細はこちら→ホームページ
次に、今まで利用していたスポークカバーはサイズが24インチまでしかなく、大きなサイズで透明なスポークカバーは他にも見つかりませんでした。
ということで、無いなら作る! 大判のポリカーボネートのをサークルカッター切るべし切るべし!!
実ははじめグラインダーで削ったりしたり、サークルカッターもこれ切れるの? と思うような感じでしたが、やり方を考えて簡単に切る方法が見当たりました。
因みにスポーツ用は厚さ1.5mmの物を利用します。 ソフトボールなど用に2mmでおつくりすることも可能です!
25インチや26インチのスポークカバーもお任せください!
病院さん、テーマパーク、チームでお揃いのスポークカバー等々、弊社はスポークカバーのエイジェントです、是非お任せ下さい!
ますます車いすがオシャレに楽しくなるお手伝いが出来ましたら幸いです!
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