COLUMN
10.312023
【呼吸しやすい・血流をよくする・食べやすい姿勢を作る】
この記事は一般の方が分かりやすい記事を目指して書いています。 わからないことなどご質問いただけると幸いです。
さて、車椅子は単なる移動手段ではありません。 椅子もただ座るものではありません。
車いすユーザーの多くはプッシュアップして臀部の除圧を定時間置きに行います。
円背により俯いた姿勢のまま呼吸や内臓の圧迫をしてしまっている方をよく見かけます。
側弯を促進する姿勢のまま過ごしていることもあり、小さい時から姿勢を考えて側弯の進行を遅らせながら生活をするのとしないのとでは大きな違いが生まれます。
側弯の話をもう少し深く書くと、先天的な骨の病気や筋力の低下による重力に対して側弯は形成されていきます。(※すべてではないですが)
その場合は、適切な姿勢を装具や車いすで確保していかないと、呼吸機能障害・腰痛・容姿が気になる、等で精神的問題も生じてしまいます。
要するに、まだまだ不完全な状態で座り続けている人が多いのです。
その不完全な状態は、シーティングを見直すことによって改善できます。
二分脊椎や筋ジストロフィーの方は早い段階での姿勢保持が、お年寄りの場合も骨粗しょう症などにより円背が進む前に適切な姿勢が必要になってきます。
そして、一番今改善したいのは・・・。
脳性麻痺等の方には、筋緊張がありますが、悪い姿勢により長い間筋緊張が入ってしまっていることがあります。
書いてしまいますが、
本人にとっては長い苦しい生活であって、早急に改善が必要です。
筋緊張により、姿勢確保がむつかしくなったり、意識レベルが低下しっぱなしになり、何年もその状態が続てしてしまっているのです。
以上のようなことがまだまだ見受けられますが、それらは姿勢保持を見直すことによって改善できます。
良い姿勢は、健康寿命やQOLの向上には欠かせません。
一度じっくりと姿勢についてお考えいただけると幸いです。
弊社にて、よりよい姿勢作りのお手伝いをさせていただけると幸いです。
食べやすく、呼吸しやすく、血流が良く、座り心地が良い姿勢をご提供いたします。
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